ボランティアストーリー #2
2HNでは、20~70代の約30名のボランティアの方々がメインで活動を支えていただいています。今回は、ご自身でも東日本大震災の被災地へ野菜や卵などの食品を届ける活動をされているボランティアの松岡さんにインタビューをしました。
Qフードバンクを最初に知ったきっかけは何ですか?
ある若い男の子から教えてもらいました。元々その子は東日本大震災被災地へ規格外野菜を届ける活動をしていて、その活動が新聞に紹介されたのを見てカミナリが落ちました。「自分がやりたいことはコレだ!」と。
すぐに仲良くなった私たちは色々な話をするなかで、同じように規格外の食品を扱うこの団体を教えてもらいました。
Q実際に活動に参加し始めたきっかけを教えてください?
自分の仕事が落ち着いたので、ようやく来ることができました。活動を知ってからしばらくは来られなかったのですが、ずっと参加したいと思ってました。
Qこの団体では普段どんな活動をしていますか?
市場や物流センターへ車で食品を引き取りに行き、必要とされる団体に仕分ける作業をやっています。パンのにおい、野菜のにおい、お米の重さを感じると幸せになります。
Q活動の中でやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
食品を引き取りに行った際や、私たちの団体の倉庫に食品が並んでいるのを見た時です。この食べ物が無駄にならずに済み、誰かに食べてもらえて、そして誰かを笑顔にする。そんな想像をして幸せを感じています。やっぱり誰かに笑っていて欲しいんだと思います。
Q活動の魅力は何ですか?
この活動は誰に何をしているのかがわかりやすいことです。それは食品を実際に使っている福祉施設や団体へ見学に行った際に、提供した食品を使って美味しそうに食べている様子を見ると特に感じます。
またボランティア活動を通じ色々な人と出会い、全く違う世界にいた人の話を聞くことができるのはとっても面白いです。
2017年12月発行 セカンドハーベスト名古屋会報誌 No.9 一部改編
http://www.2h-nagoya.org/about/report