【活動紹介】お米につまっている優しさ
こんにちは、セカンドハーベスト名古屋事務局の山地昌子です。
今回は当団体が生活に困っている方へ届けているお米は、沢山のボランティアさんの手を通って、皆んなの優しさが詰まっていること、実際の活動の写真を使い詳しくご紹介します。
セカンドハーベスト名古屋(以下、2HN)では、愛知、岐阜、三重県のほぼ全ての自治体で設置された生活相談窓口と連携し、生活に困られ、食品を必要とされておられる方々に、食品パック(お米5kgと缶詰や調味料などの食品7〜8kg,単身世帯の2〜3週間相当の食品)を年間5,000箱お届けしています。
詳しくはコチラ→行政と連携した個人支援(https://www.2h-nagoya.org/activities/personal)
毎日、3〜4名のボランティアさんが、相談窓口から届く個人(家族)のライフラインの状況、調理環境、アレルギーの有無などの情報をもとに、必要とされる方に喜んで頂けるように一人一人考え工夫しながら箱を詰めていきます。
子どもさんがいらっしゃったら、箱を開けた時におやつが顔を覗かせる様に😃隙間にはスティックタイプのドリンクを詰め込んだり、少しでも多くの食品を詰め込める様に細やかに丁寧に作られています。
食品パックに入れさせていただく食品は、全て、企業や個人の方々からご寄贈いただいた食品で、最近では、学校や地域で企画されたフードドライブで集めていただいた食品も多く、バラエティに富み賞味期限が十分ある物は、食品パックを作る上でも色々なニーズに対応出来、受け取られた方も計画的に消費する事も可能になるのでとても助かっています。
さて、今回は、食品パックを作る時に一番最初にいれるお米についてお話しします。
主食であるお米は、腹持ちがよく栄養価も高く、塩おにぎりや🍙お粥などおかずが無くとも食べられ調理もしやすくお腹を満たしてくれる優秀な食材です。
食品パックにも無くてはならない必需品です。そして、とても沢山のボランティアさんの手を借りている食材なのです。
皆様よりご寄贈いただいたお米は(精米、玄米どちらも)セカンドハーベスト名古屋の倉庫内にある冷蔵庫に保管されます。
そして、週に数回、ボランティアさんが冷蔵庫から運び出し、トラックに積んで精米をしに行って下さいます。
精米は、とても大変な作業です。
30kgの玄米を1回につき6〜8袋。夏の暑い日も、雨の日も、冬の寒い日も😵 玄米30kgは本当に重いです‼️しかも精米を1袋ではなく6袋以上になると天候によってはかなり辛い作業です。
でも皆さん、精米が間に合わなくて、お米を食品パックに入れられない様な事が無いようにとせっせと力を貸して下さいます。
精米したお米はプラスチックケースに入れられて事務所の精米保管用の冷蔵庫に保管されます。
そして、精米されたお米などに、小石や色の悪い粒が紛れている場合は取り除く作業を経て、5kgずつ計量しながら袋詰めされます。36袋作れたとしても2、3日で無くなります。
この様に、セカンドハーベスト名古屋の食品パックのお米は沢山のボランティアさんの手を通って届けられています。
ボランティア皆んなの優しさが詰まっています。
届いた誰かの明日がより良い一日であります様に。
元気が湧きます様に。又、一歩踏み出せます様に。
さて、お米はとても貴重です。
どこのフードバンクも困っている人が側にいるのにお米が無い‼️お米を集めたい‼️と切に願っています。
もし、お米のご寄贈が可能でしたら、困っている誰かの明日の為に、近くのフードバンクにご寄贈いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
お米寄付の連絡はコチラ
→https://www.2h-nagoya.org/inquiry