寄付は投資 寄付は投票
こんにちは、セカンドハーベスト名古屋理事長の山内です。
このコラムではフードバンク活動の現場で起こった出来事から、スタッフとして私が感じたこと・考えたことをご紹介します。フードバンク活動から見えてくる、「いま」をお伝えできればと思います。
日本では年間約600万トンもの食品が、まだ食べられるにも関わらず捨てられています。その一方、突然のケガや病気により明日の食事に困る人が日本にもいます。
セカンドハーベスト名古屋(以下、2HN)は、企業・個人からまだ食べられるにも関わらず捨てられる運命の食品を寄付いただき、生活に困っている個人や福祉団体へ提供するフードバンク活動を東海地方で行っています。
私たちの活動は、食べ物だけではなく活動に必要なお金も企業・個人からの寄付により成り立っています。
寄付いただいたお金は、倉庫代や食品を引き取るガソリン代、生活に困っている人へ食品を届ける配送代に使わせていただきます。
寄付金が増えれば広い倉庫を借りられたり、食品を引き取る回数を増やしたり、より多くの人に食品を届けられたりして団体の活動が大きくなります。
つまり「寄付」とは、自分が「いいね!」と感じている団体を応援するための「投資」です。
さらに、団体の活動が大きくなれば、社会全体にフードバンク活動が広がり、私たちが目指す社会「食のセーフティネットが構築された社会(経済状態によらず誰もが安全で栄養価のある食事が得られる社会)」に近づきます。
つまり「寄付」とは、自分が「いいね!」と感じている社会を選ぶための「投票」です。
10人いれば、「いいね!」と感じる社会は10通りあると思います。
男女差別のない社会、子どもの人権が守られる社会、誰もが笑って暮らせる社会・・・・
12月は寄付月間です。
私たちも賛同パートナーとして登録している寄付月間のウェブサイトをご覧いただき、ご自身が「いいね!」と感じられる社会をつくる「投資」であり「投票」としての「寄付」について少しだけ考えていただけると幸いです。
寄付月間ウェブサイトはコチラ
もちろん、フードバンク活動や2HNが目指す社会を「いいね!」と感じていただけると、とっても嬉しいです!
皆様のあたたかいご支援、宜しくお願い致します。
セカンドハーベスト名古屋への寄付はコチラ
*クレジットカードによる寄付にも対応しております。