活動概要

フードバンク活動とは

まだ食べられるにもかかわらず捨てられる運命の食品を、企業・個人から寄付いただき、
生活に困っている個人や福祉団体へ提供する活動です。

セカンドハーベスト名古屋とは

名古屋市を中心に東海3県でフードバンク活動を行っています。

私たちが届ける対象の違いにより、3つの活動があります。

パートナー団体支援

寄付いただいた食品を、野宿生活者を支援する団体や母子生活支援施設、障害者支援施設等、各種福祉施設・団体へ配布する活動です。

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行政と連携した個人支援

寄付いただいた食品を、突然のケガや病気により働けなくなった方や、地域で孤立し生活に困った個人へ、行政と連携して食品を届ける活動です。

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ケアリーバー支援

寄付いただいた食品を、社会的養護施設を退所した母子家庭や子どもたちへ届ける活動です。

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活動の背景

食品ロス問題

日本では賞味期限の近接や包装容器の不良、3分の1ルール等の理由により、まだ食べられるにも関わらず大量の食品が捨てられています。その量、年間612万トン※1。これは全世界の食料支援量※2の約2倍、日本のお米の年間生産量※3に匹敵する膨大な量です。

※1 2017年度 農林水産省 ※2 2018年度 国連WFP ※3 2018年度 農林水産省

貧困問題

突然の病気やケガなどにより働けなくなった方や地域で孤立した方など、明日食べるのに困る方がいらっしゃいます。現在の日本でも、過去1年間に経済的な理由で家族が食料を買えなかった経験をもつ世帯は約14%※4に達します。

※4 2017年 国立社会保障・人口問題研究所

私たちが目指すのは、誰もがどのような経済状態にあったとしても安全で栄養価のある食事を得られる社会です。フードバンク活動は企業が食品を寄付し、行政が情報を提供し、市民が食品を届ける等それぞれの役割を担い、生活に困っている方の生活を支えています。つまり、企業・行政・市民が連携することでお互いに支え合う地域づくりにつながっています。

活動のしくみ

フードバンクは企業・個人からまだ食べられるのに様々な理由で捨てられる運命の食品を引取り、各種福祉施設・団体や個人へ食品を届けています。

私たちフードバンクが存在することにより、多くの食品を必要とする方へ届けることができます。大量の食品を扱う際に大切なのは品質管理とマッチングです。

私たちセカンドハーベスト名古屋でも寄付いただいた食品を適切に扱い、必要とする団体・個人へ適切なだけ届けることができるよう、トレーサビリティ※の確保や寄付企業・配布団体両者と品質保証の書面による締結など、様々な取り組みを行っています。

※食品がどこから寄付され、どこに配布されたか追跡可能な状態

活動の実績

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